このたび、12月10日付け文部科学省委託『専修学校の学校評価・教育改善の在り方に関する調査研究』に採択され研究をスタートいたしました。
専修学校における実践的な職業教育の成果を測る観点から、卒業生の就職後の評価等は、重要な要素であり、職業生活への移行後も見据えた中期的視点による教育指導にかかる点検・評価を踏まえ、教員の資質向上への取組や、その取組の促進に向けた効果的な組織マネジメントが求められています。
こうしたことから、専修学校における学校評価を推進するにあたり、卒業生の評価等や、専修学校の特色に配慮した教員の資質向上の在り方、教員組織のマネジメント等を把握・分析し、学校評価・教育改善に活用するPDCAサイクルの構築を目的とした今後の方策についての調査研究を以下のように実施いたします。
◆実施計画
(1)専修学校の学校評価活動等に基づくPDCAサイクルのあり方に関する調査
① 専修学校(専門課程及び高等課程)を対象とするアンケート調査
② 専門学校で実施中の卒業生調査結果の共通集計・分析と相互評価の試行
(2)専修学校における学校評価のPDCAサイクルのあり方に関する意見聴取等
③ 専修学校の学校評価のPDCAサイクルのあり方に関するワークショップ等の開催
④ 学校経営運営関係者と外部ステークホルダー対象のアンケート・ヒアリング調査
⑤ 非大学型高等教育における質保証にかかる国際セミナーの開催と対話の拡大
(3)検討結果の考察
⑥ 調査およびワークショップの企画とその総括を担う委員会組織とその活動
⑦ 調査結果ならびにワークショップ等での議事を踏まえた報告書の作成
一般の方々もご参加いただけるワークショップやセミナー開催の際は、本ホームページでもご案内いたしますので、皆様どうぞご参加ください。