EQGCの研究プロジェクト内容について

 グローバル化が著しい現代において、海外進出企業などの現地法人トップ人材から、国内でグローバル事業の展開を行う中小企業などの人材まで、中核的専門人材のグローバル化が求められています。
 九州大学では、平成29年度文部科学省委託事業【専修学校による地域産業中核的人材養成】事業を受託することとなりました。本事業では、グローバルな経済・社会環境の中で活躍できる中核的専門的人材の養成のために適切なプログラムの探究を進めるとともに,専門的人材養成プログラムのグローバルな通用性を高めるための教育訓練制度と学位資格枠組みの開発的研究を行います。
 文部科学省委託事業において、グローバル専門人材分野事業を担っている九州大学「グローバルな専門人材のためのコンソーシアム」では、グローバル社会のニーズに応じた中核的専門人材の養成を課題とし、以下の4つについて検討します。

  • 1. グローバル社会におけるニーズに対応した 学位資格枠組みを国際的に比較します。
  • 2. グローバル化する社会でこれからの産業の中核を 担う人材について、企業のニーズを明らかにします。
  • 3. 介護,保育,食・調理,服飾・デザイン・アート,IT,観光,商業・ビジネス分野に焦点を当て、学位資格枠組みの検討と教育プログラム開発を行います。
  • 4. 日本国内の中核的人材養成事業の取組みや成果を共有しながら、教育・労働市場の柔軟な移動可能な教育モデル策定について専門分野横断的に検討します。

九州大学第三段階教育研究センター

2015 © Research center for Tertiary Education and Qualifications