職業教育・高等教育資格枠組に関する海外事例調査
目的:
世界各国での高等教育の多様な展開を踏まえ、職業教育型アプローチという観点から、職業教育・高等教育資格枠組みの導入・展開が進んでいる海外事例等の調査研究を行う。九州大学人間環境学研究院が学術交流協定を結ぶ、韓国・公州大学校、中国・華東師範大学、ドイツ・デュイスブルグ・エッセン大学、また九州大学人間環境学研究院が参画する卒業生調査ネットワークを運営するインドネシア大学、台湾大学等であり、これらの機関を訪問調査し、各国の教育・訓練制度の展開と課題を検討する予定である。制度モデルとして、英国スコットランド、オーストラリア、ドイツ、フィンランド、韓国などが重点的研究対象となるが、その他の東アジア・東南アジア諸国についても、急速な高学歴化とともにASEMなどの国際的政策連携のもとで資格枠組みへの関心が高まっており、その動向についての調査・分析を行う予定である。
対象:
国際的な研究開発、資格制度政策の遂行を行っている諸機関ならびに
手法:
資料収集、インタビュー調査
実施方法:
「職業教育・高等教育資格枠組みの国際通用性検討分科会」を中心に、いくつかのグループに分けて、調査対象国の該当機関に対して訪問調査を実施する。
調査内容は、職業教育の制度的位置づけ、職業教育・高等教育資格枠組み、国際的な政策連携への対応の志向性や国内的な反応等を予定している。
国際ワークショップ
第三段階教育における質保証と教育スタッフ -日・独・豪の比較考察をもとに-
Quality Assurance of Tertiary Education and Teaching Staff
- Comparative approaches from Germany, Australia and Japan -
記
1. 開催日 | 平成26年11月15日(土)10:30~17:30 |
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2. 会場 | TKP天神駅前シティセンター(福岡市中央区天神) |
3. 対象 | 高等教育研究者、教育実践者、政策関係者、産業界の方々、定員90名 |
4. プログラム概要 (日英同時通訳付き) |
① 基調講演者: 稲永由紀(筑波大学・大学研究センター・講師) ウルリッヒ・タイヒラー(独・カッセル大学・国際高等教育研究センター・名誉教授) バーウィン・クレイトン(豪・ビクトリア大学・就業関連学習研究センター・センター長) ② パネルディスカッション・パネラー: ウルリッヒ・タイヒラー、バーウィン・クレイトン、稲永由紀、 ヒュー・ガスリー(豪・ビクトリア大学・就業関連学習研究センター・上席主任研究員) 潮木守一(筑波大学・大学研究センター・客員研究員) 沼口博(大東文化大学・文学部・教授) 杉本和弘(東北大学・高度教養教育・学生支援機構・准教授) |
5. 参加費 | 無料(懇親会・6000円) |
6. 申込み | 九州大学第三段階教育研究センター内文部科学省委託事業(EQGC研)事務局 Tel/Fax:092-642-4165 e-mail:eqgc2014@edu.kyushu-u.ac.jp |