取組概要
ビジネス経営分野
コンソーシアム「中核的専門人材育成のためのグローバルコンソーシアム」傘下の職域プロジェクト「グローバル人材養成に向けてのリカレントなモジュール学習プロジェクト」における経営・ビジネス分野のグローバル人材養成のための学び直し可能な積み上げ方式学習ユニットの正規・非正規課程でのモジュール化の検討、①商工会議所等と連携し、社会人が学びやすいモジュール型の学習支援システムの検討、②教育の質保証の仕組みづくりの検討。
食と栄養・調理分野
平成25年度に九州大学が受託した職域プロジェクト「グローバル人材養成に向けてのリカレントなモジュール学習プロジェクト」における食・調理分野の1チーム部会として、国内の先行コンソーシアム事例を調査した。
事業成果
ビジネス経営分野
単位積み上げ学習型の体系的なモデルプログラムの開発。社会人の学び直しにも対応できる「リカレント学習のためのモジュール開発」のモデルを探索し、地域におけるグローバル化対応人材のモデルプログラムの検討。
食と栄養・調理分野
日本料理を軸に卓越レベルと人材のすそ野を広げるための中堅人材の育成とでは、同じ食・調理の人材育成において大きな違いがあることが明らかになった。世界トップクラスの料理人を育成する日本の教育モデルは一子相伝的な徒弟制に近い教育モデルとなっているため「ガラパゴス化」しており、汎用的な教育プログラムを構築することが難しいという実情があった。他方、回転すしなどの普及により寿司職には人材不足となっており、回転すしチェーン店においても教育プログラムをテキスト化しておらず、人材のすそ野を広げるむずかしさがあった。